元うつ主婦の育児日記

うつ、人格障害、発達障害で精神科通院歴ありな一児の母。元塾講師です。育児やその他の日常について、気の向くままに。

大切なものを失うのが怖い

私はペットを飼うことに消極的です。

 

決して動物が嫌いなわけではありません。

そもそも今住んでいる部屋がペット禁止ですし、世話をすること、経済面などの理由も挙げられます。

 

その中でも最も大きな理由は、別れが怖いこと

 

余程のことがない限り、ペットは私より早く死んでしまいます。

家族のように過ごしてきた動物と永遠の別れをする時の悲しみを今から想像してしまうのです。

 

子どもの頃は、亀やハムスター、うさぎを飼っていました。

その子たちが死んでしまった時のことを思い出すと、今でも胸がキュッとなります。

 

もちろん、そのような別れから得られるものもあるのかもしれません。

「命の尊さ」を学べるとはよく言われますよね。

それでも怖いものは怖い。

 

 

別れが怖いのはペットだけじゃない。

人間との別れも怖いです。

 

まずは親。

母親は現在57歳。

もちろん、あと30年以上生きる可能性もある。

でも、60代で亡くなる方もいるでしょう?

現に、母方の祖父母は60代で亡くなっているはずです。

 

今は毎日元気にしていますが、いつ体調を崩して死んでしまうのか分からない。

そう思うと堪らなく怖くなります。

 

夫にしてもそう。

普通に生きられれば、まだまだ付き合いは長いはず。

 

でも、ある日突然交通事故で死んでしまうかもしれない。

治りきらないガンが見つかるかもしれない。

過労死をするかもしれない。

 

お腹の赤ちゃんだって、生きて生まれてくるかは分からない。

生まれてきたって、何らかの事故や病気で親より早く死んでしまうかもしれない。

 

今までは、自分が死ぬことばかり考えてきました。

死にたい、いつ、どうやって死のうか。と

それが、他者の死に関心が向くようになった。

その変化がいいものか悪いものかは分かりません。

 

まだ起こっていないこと、あるいは起こる可能性の低いことに恐怖心を抱くのはおかしいのかもしれない。

それに、早くにご両親を亡くしている方や配偶者、子どもを亡くしている方にとっては失礼な感情かもしれない。そういう方がお読みになっていたら申し訳ありません。

 

万が一に備えはすれど怯えはせず、今の幸せを味わっていきたいところです。