「ごめんなさい」より「ありがとう」と思えるようになりたい
人から何かしてもらった時、私がまず思うのは「(やらせてしまって)ごめんなさい」です。
例えば、普段私がやっている家事を夫がやってくれたとする。
その時に咄嗟に出る言葉は「私がやらなきゃいけないのにごめんなさい」。
自分にもできることを人にしてもらうということに罪悪感があります。
自分がやらなかったせいで他人に負担をかけてしまった、と思うのです。
でも、毎回そう思っていたらしんどいなぁ と感じています。
というのも、私は自分ですべきことを人にしてもらうことが多いから。
情けない話ですが、全てを自分で処理するということができないのです。
相手の立場に立ってみて「ごめんなさい」と「ありがとう」のどちらが適切なのかは、私には分かりません。
厚意でしてくれたのなら「ありがとう」?
不快に思いながらもしてくれたのなら「ごめんなさい」?
少なくとも私には、自分のために又は代わりに何かをしてくれる人の様子はいつも後者に見えます。
だから「ごめんなさい」が出るのです。
でも、もしかしたら前者かもしれないんですよね。
そう思って「ありがとう」という言葉が出るようになったら、罪悪感が減って気持ちも楽になるのだろうか。
自分でやれなかった不甲斐なさを嘆くより、やってくれた相手の優しさに感謝する方が健全ではないか。
だから、先ほどの例であれば、夫に対して「やってくれてありがとう」という言葉が出るようになりたい。
あくまで自分本位な考え方です。
相手が謝罪を欲していたら「ありがとう」は不快にさせてしまうかもしれない。
でもまずは、自分が気持ちに余裕を持てることを大切にして、「ありがとう」と言えるようになりたいです。